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[ニュース]2011.6.15

元王者ディアスが引退表明

ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)らとの激闘で知られる元世界ライト級王者、ファン・ディアス(米=27歳)が引退を表明した。
 ディアスはアマチュアを経て2000年にプロデビュー。04年7月にはラクバ・シン(モンゴル)を破り20歳の若さでWBA世界ライト級王者となった。その後、アセリノ・フレイタス(ブラジル)、フリオ・ディアス(メキシコ)を連破してWBO、IBF王座も吸収して3団体統一王者となった。しかし、その直後の防衛戦でネート・キャンベル(米)に敗れ初黒星、3団体の王座も失った。
 その後、マルケスと2度にわたって激闘を繰り広げるなどトップ戦線に留まっていたが、ここが潮時と判断したようだ。戦績は39戦35勝(17KO)4敗。「ベイビーブル」の異名を持つ頑丈なファイターで、地元ヒューストンでは絶大な人気を誇った。