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[緊急会見]2017.9.20

田中恒成「怪我をプラスに変える」

田中恒成(畑中)
 WBO世界ライトフライ級チャンピオンの田中恒成(畑中)が20日、名古屋市内のCBC放送特設会場で会見を開いた。9月13日に2度目の防衛戦で負った怪我の状態と、今後について語った田中は「今回の怪我の経験をプラスに変えられるようにしたい」と、前を向いた。
畑中会長と田中恒成
 田中の怪我は、両目眼窩底骨折、全治2ヶ月。右目上のカットは3ヶ月スパーリング禁止の診断を受けた。年内のWBA世界同級王者の田口良一(ワタナベ)との統一戦は事実上不可能となった。
 田中は会見の冒頭「いよいよ統一戦の機運が高まった中で、怪我をしてしまい、田口選手をはじめ、渡辺会長、畑中会長、関係者の皆さんには本当に申し訳ない気持ちです」と、陳謝した。
 「試合が終わった時はいつも、手が痛いとかはありましたが、自分自身の目の怪我で、自分の都合で試合ができなくなるのな初めてですし、関係者のみなさんに本当に申し訳ない気持ちです。でも、今回の怪我の経験をプラスに出来るようにしないといけないと思っています」と、前を向いた。
会見風景
 畑中会長は「怪我をした当初は恒成も(年末の)試合をするつもりだったようですが、医者の話を聞いて、将来ある選手ですし、ゆっくりと怪我を治して、治ったところで次のことをじっくりと考えようと思いました」と、語った。