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[海外ニュース]2014.7.9

グローブス 強気の再起戦

 昨年11月、今年5月と続けてカール・フロッチ(36=英)の持つWBA、IBF世界スーパーミドル級王座に挑んで連敗したジョージ・グローブス(26=英)の再起戦が9月20日、英国ロンドンで行われることになった。相手はWBC3位にランクされる欧州王者クリストファー・レブラッセ(28=仏)。試合はWBCの挑戦者決定戦として行われる。グローブスが契約を交わしているサウアランド・イベントが発表した。
 グローブスはフロッチとの初戦では初回に右をヒットして痛烈なダウンを奪ったが、9回TKO負け。再戦ではほぼ互角に戦いながら8回に強烈な右を浴びてダウン、TKO負けを喫した。連続TKO負け後ながら4ヵ月足らずの短期間で再起戦に臨むあたりに強い意気込みは感じられるが、不安も残している。21戦19勝(15KO)2敗。グローブスは「理想的な再起戦。レブラッセは好戦績だし、これに勝って次の世界挑戦に繋げたい」と前向きなコメントを発している。対するレブラッセは27戦22勝(6KO)2敗3分の戦績を残している欧州王者で、IBFでも3位にランクされている。