[海外ニュース]2014.6.24
3団体トップが会談
 主要4団体のうちWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)の3団体トップが22日、メキシコのカンクンで会談した。WBO(世界ボクシング機構)の首脳は所用のため参加できなかった。
 会談はWBAの副会長ヒルベルト・ヘスス・メンドサ副会長(ベネズエラ)、WBCのマウリシオ・スライマン会長(メキシコ)、そしてIBFのダリル・ピープルズ会長(米)の3人で行われた。この席ではWBCが採用しているオープン・スコアリング・システムや映像をつかったリプレイでの裁定、さらには選手の安全化のためのグローブの問題などが話し合われたと伝えられる。この半世紀で統括団体は四つに分裂したが、こうした首脳同士の打ち合わせが行われたケースは極めて稀といえる。王座だけでなく団体も統一に向かってほしいものだ。