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[海外ニュース]2014.5.30

リゴンドーの相手はソッド

ギジェルモ・リゴンドー
 WBA、WBO世界スーパーバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー(33=キューバ/米)の7度目の防衛戦が7月19日、中国特別行政区マカオで行われることが正式決定した。挑戦者は当初伝えられたヨナタン・グスマン(ドミニカ共和国)ではなく、WBA8位のソッド・ゴーキャットジム(36=タイ)になった。
 リゴンドーは昨年4月、WBA王者として臨んだノニト・ドネア(比/米)戦で判定勝ちを収めてWBO王座も吸収。秋には元IBF世界バンタム級王者ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)を退けて6度目の防衛を果たした。13戦全勝(8KO)。挑戦者のソッドは66戦63勝(28KO)2敗1分のサウスポーで、世界挑戦は3度目となる。過去2度の挑戦はダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)に判定負け、1回KO負けという結果に終わっている。以後は8年間で引き分けを挟んで36連勝(18KO)を収めているが、世界的な強豪との手合わせは皆無だ。サウスポー同士の対決となる。
 また、この日は五輪連覇の実績を持つゾウ・シミン(33=中国)が初の10回戦を行う予定になっている。相手は未定。昨年4月にプロ転向を果たしたゾウは4戦全勝(1KO)。プロの実績はゼロに等しいが、すでにWBA世界ライトフライ級3位にランクされている。 この10回戦に勝てば11月には世界挑戦という青写真が描かれている。さらに28戦全勝(22KO)のミドル級世界ランカー、ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)、元世界2階級制覇王者ブライアン・ビロリア(比/米)、12年ロンドン五輪ライトヘビー級金メダリストのイゴール・メホンツェフ(露)も出場することになっている。