[海外ニュース]2014.5.22
ゾウの世界挑戦は11/16
ゾウ•シミン
08年北京大会、12年ロンドン大会と五輪連覇を果たしている鄒市明(ゾウ・シミン、33=中国)の世界初挑戦が秒読み段階となってきた。昨年4月のプロ転向後4連勝(1KO)を収めているゾウは、7月19日の初10回戦を突破すれば11月16日にはライトフライ級のWBA王座に挑戦するプランが具体化しそうだ。
ゾウ•シミン
ゾウの次戦は7月19日、中国特別行政区マカオで予定されているが、相手は決まっていない。プロでの世界的実績は皆無のゾウだが、すでにWBAのライトフライ級3位に名を連ねている。5戦目をクリアすることを前提に世界路線が敷かれており、11月16日にマカオでWBA王者に挑戦という青写真ができ上がっている。現在、WBA王座は井岡一翔(井岡)の返上で空位になっているが、暫定王者アルベルト・ローゼル(ペルー)と2位のランディ・ペタルコリン(比)の間で王座決定戦が予定されている。その新王者に対してゾウが挑戦することになる。なお、11月16日にはWBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(比)の初防衛戦も計画されている。