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[記者会見]2014.5.16

マルケスVSアルバラード

ファン・マヌエル・マルケス
 WBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(35=比)に対する挑戦者決定戦、元4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス(40=メキシコ)対前WBO世界スーパーライト級王者マイク・アルバラード(33=米)の12回戦は17日(日本時間18日)、米国カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムで行われる。試合を2日後に控えた15日、両雄が記者会見に臨んだ。
 この試合はWBOのウェルター級挑戦者決定戦だが、ふたりとも直近の試合(昨年10月)では敗れており、これが再起戦でもある。特に40歳のマルケスにとって連敗は引退をも意味するだけに、重要な試合といえる。そのマルケスは「多くの人は私がリングの外では多弁ではないことを知っている。今回の試合に関して、私は三つのカギがあると思っている。ひとつはアルバラードが強い選手だということ。だからタフな戦いを覚悟している。ふたつめは、この戦争(試合)のために十分な準備をしてきたということ。そして三つめは、勝つためにアルバラードが懸命に戦う姿をみなさんが見るということ。でも、私は勝つ」とコメントした。一方のアルバラードは「この試合のために激しいトレーニングを積んできた。しっかりと自分と向き合ってきた。この試合が極めて重要だということは分かっている。マルケスと戦い、自分の存在価値を証明し栄光を勝ち取るつもりだ。そのチャンスを与えてくれたマルケスに感謝する」と話した。オッズは依然として9対4でマルケス有利が続いている。