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[海外ニュース]2014.5.13

統一戦に意欲のKマルチネス

 先月23日に長谷川穂積(真正)から3度のダウンを奪って7回TKO勝ち、IBF世界スーパーバンタム級王座の2度目の防衛を果たしたキコ・マルチネス(28=スペイン)が、「王座統一を成し遂げたい」と話している。
 マルチネスは日本について「たくさんの人に本当に親切にしてもらった。日本の人たちは礼儀正しく、控えめで優しい」と印象を話している。今後に関しては「マラビジャ・ボックス・プロモーションズの決めた試合に臨むだけ」としながらも、「カール・フランプトン(英)には借りを返したい」と、昨年2月に9回TKOで苦杯を喫した相手の名前を挙げた。「フランプトン戦の失敗が私を強くしたのだと思う。そういう点では意味のある敗北だった」と振り返っている。そのフランプトンのほかWBA王者スコット・クイッグ(英)、WBC王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)、さらにはWBAスーパー王座とWBO王座を持つギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)やノニト・ドネア(比/米)らの名前も出している。ただし、現在は長谷川戦で痛めた部分の治療に努めており、次戦は夏以降になりそうだ。