[海外ニュース]2014.5.9
クロフォードVSガンボア 舌戦
ユリオルキス•ガンボア
ライト級のWBO王者テレンス・クロフォード(26=米)対WBA暫定王者ユリオルキス・ガンボア(32=キューバ/米)の発表会見が8日、米国ネブラスカ州オマハで一般公開のもと行われた。試合は6月28日、オマハのセンチュリーリンク・センターで行われる。
ユリオルキス•ガンボア
オマハはクロフォードの出身地で、ガンボアにとっては敵地での試合となる。会見でガンボアはそのことに触れ「私は誰とでも戦う意思があることを示すためにテレンス(クロフォード)の地元に来たんだ」とジャブを飛ばした。6歳若いWBO王者は「ガンボアが優れた選手であることは承知しているが、彼はベルトを持っては帰れないだろう」と軽く応戦。このあとガンボアが「戦績を見てくれ。私のレコードとおまえのレコードでは相手の質が違うだろ」と言えば、「ひとつ確かなことは、私とは戦っていないということだ」とクロフォードもカウンターを返した。「私のような五輪王者で3階級制覇の選手と戦っていないじゃないか」とガンボアが続けると、クロフォードも「これはアマチュアの試合じゃないんだ。プロの戦いなんだぜ」とやり返す。さらに「そのとおりさ。私は3階級制覇の王者さ。おまえはどうなんだ?」「私は王者だ。おまえは挑戦者だよ」「こっちは3階級制覇だぞ」「いやいや、暫定は数えないよ。王者は私でおまえは挑戦者さ。それは6月28日に分かるはずだ」と舌戦は続いた。