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[試合結果]2014.4.7

M級暫定王座決定戦

 WBC世界ミドル級暫定王座決定戦、1位のマルコ・アントニオ・ルビオ(33=メキシコ)対2位のドメニコ・スパダ(33=イタリア)の12回戦は5日(日本時間6日)、メキシコのシウダド・デリシャスで行われた。
○マルコ・アントニオ・ルビオ(メキシコ)
 10回1分38秒KO
●ドメニコ・スパダ(イタリア)

 ともに過去に2度の世界挑戦経験を持ち、年齢も33歳という共通項があるが、パワーは65戦58勝(50KO)6敗1分のルビオが42戦38勝(19KO)4敗のスパダを大きく勝っていた。試合は序盤からルビオが主導権を握って進んでいった。迎えた10回、ルビオの左フック一発でスパダはダウン、10カウントを聞かされた。9回までの採点も89対80、90対79、88対81と一方的だった。暫定王座を獲得したルビオだが、正王者セルヒオ・マルチネス(亜)が6月にミゲール・コット(プエルトリコ)と防衛戦を行うことになっており、統一戦の話はその試合が終わってからになりそうだ。