[海外ニュース]2014.3.31
V2目指すアラクベルディエフ
ティモシー・ブラッドリー(30=米)対マニー・パッキャオ(35=比)Ⅱは4月12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われる。その前座にはWBA世界スーパーライト級王者カビブ・アラクベルディエフ(31=露)が出場、23戦全勝(9KO)のジェシー・バルガス(24=米)を相手に2度目の防衛戦に臨むことになっている。
アラクベルディエフは05年の世界選手権で銅メダルを獲得後、米国のウォリアーズ・ボクシング社と契約してプロに転向。ここまで7年間で19戦全勝(9KO)を記録している。12年11月にホアン・グスマン(ドミニカ共和国)との決定戦を制して王座を獲得。昨年7月に元王者ソーレイマヌ・ムバーヤ(仏)を退けており、これが2度目の防衛戦となる。新進気鋭を相手にするだけに苦しい戦いが予想されているが、アラクベルディエフは「とても充実したトレーニングを積むことができた。世界王者になったことで以前よりも高いモチベーションを抱いている」と話している。バルガス戦については「ファンの期待に応えられるような試合をしたい。私は積極的な戦いをするつもりなので、バルガスもそうあってほしい。リングの中を走り回るような試合は誰も見たくないだろうからね」と加えている。