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[試合結果]2014.3.30

コバレフVSアグニュー

左:アグニュー 右:コバレフ
 WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ、王者セルゲイ・コバレフ(30=露)対挑戦者同級14位セドリック・アグニュー(27=米)の12回戦は29日(日本時間30日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで行われた。
左:アグニュー 右:コバレフ
○セルゲイ・コバレフ(露)
 7回58秒KO
●セドリック・アグニュー(米)
最初のダウンシーン

 コバレフの圧勝だった。強打に定評のあるコバレフは2回終了間際にダウンを奪って圧倒的優位に立ち、3回にもサウスポーの挑戦者にダメージを与えた。4回にバッティングで右目上をカット、流血に悩まされたが、6回に再びダウンを奪って突き放した。迎えた7回、コバレフは左のボディブローで10カウントを聞かせた。2度目の防衛に成功したコバレフは25戦24勝(22KO)1分。アグニューは27戦26勝(13KO)1敗。
コバレフ圧勝
 アンダーカードではスーパーライト級の世界ランカー対決が行われ、WBA2位、WBC7位、IBF4位、WBO15位のトーマス・ドゥローメ(プエルトリコ)がWBC12位、IBF15位、WBO7位のカリム・メイフィールド(米)に10回判定勝ちを収めた。前日の計量時には掴み合いをして敵対意識をむき出しにした両者だが、試合ではドゥローメが体格の利を生かしてポイントを重ねた。採点は98対92、97対93、96対94で三者ともドゥローメを支持していた。ドゥローメは22戦21勝(14KO)1敗、メイフィールドは19戦18勝(11KO)1敗。