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[海外ニュース]2014.3.19

因縁の再戦は4/25

 WBA世界クルーザー級王者デニス・レベデフ(34=露)と、前王者で現在は休養王者の肩書を持つギジェルモ・ジョーンズ(41=パナマ)の再戦が4月25日、ロシアのモスクワで行われることになった。
 このふたりは昨年5月、WBA内の統一戦としてロシアで拳を交えた。ジョーンズが戦線離脱中に暫定王者から正王者に繰り上がったレベデフと、休養王者に降格されたジョーンズの戦いだったが、試合でも揉めることになった。途中までリードしていたのはレベデフだったが、顔面の腫れもあって11回に逆転のKO負けを喫したのだ。これで再び正王者となったジョーンズだったが、のちにドーピングのAサンプルから陽性反応が出たことでWBAから王座を剥奪され、元の休養王者に再び降格させられたのだ。これを受けレベデフは正王者に戻されたという経緯がある。今回の再戦は、やり直しの統一戦といってもいいだろう。戦績はサウスポーのレベデフが27戦25勝(19KO)2敗、ドン・キング・プロモーターの後押しを受け80万ドル(約8160万円)の報酬を手にするジョーンズは44戦39勝(31KO)3敗2分。