[海外ニュース]2014.3.17
ワイルダー「自信はある」
ディオンタイ•ワイルダー
WBA5位、WBC3位、IBF12位、WBO4位と主要4団体すべてで世界王座への挑戦権を持つ位置にいるデオンタイ・ワイルダー(28=米)は15日、WBC26位のマリク・スコット(33=米)を96秒で沈めデビューからの連続KOを歴代5位の「31」に伸ばした。長らく不振が続く米国ヘビー級の救世主と目されるワイルダーは、標的をWBC王座に絞っている。
ディオンタイ•ワイルダー
スコットを豪快に屠ったあと、ワイルダーは自身の今後について興味深いコメントを残している。「バーメイン・スティバーン(カナダ/米)とクリス・アレオーラ(米)のWBC王座決定戦には大いに興味を持っている。誰もヘビー級史に名前を刻みたいと願っているものだからね。どちらが勝つかは分からないよ。勝者と戦う用意はできているけれど、なんならふたりと同時に戦おうか? 彼らのスタイルは私にとっては戦いやすいよ。もちろん自信はある誰でも私の前では同じさ」
ゴールデンボーイ・プロモーションズの後押しを受けている身長201センチ、リーチ213センチ、体重103キロの超大型ヘビー級ホープは、どうやら今年後半には大舞台に立つことになりそうな気配だ。