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[海外ニュース]2014.3.14

雪辱狙うポンセ・デ・レオン

ファン•マヌエル•ロペス
 15日(日本時間16日)、プエルトリコのバヤモンでファン・マヌエル・ロペス(30=プエルトリコ)対ダニエル・ポンセ・デ・レオン(33=メキシコ)という元2階級制覇王者同士のサバイバルマッチが組まれている。6年前、初回TKO負けを喫しているポンセ・デ・レオンは、雪辱を果たしたその先にスーパーフェザー級制覇の夢を抱いている。
ファン•マヌエル•ロペス
 ふたりは08年6月に対戦し、ロペスが2度のダウンを奪って145秒でWBO世界スーパーバンタム級王座を奪い取った。その後、両者はフェザー級も制覇したが、ともに現在は無冠の身だ。戦績はロペスが36戦33勝(30KO)3敗、ポンセ・デ・レオンが50戦45勝(35KO)5敗。7対4のオッズで有利とみられているポンセ・デ・レオンは「6週間のハード・トレーニングを経て現在は完調といえる状態。6年前はオーバーワークという失敗を犯したが、多くの経験を積んで賢くなった。借りは返すよ」と意気込みを口にしている。勝てば3階級制覇を狙って年内にもスーパーフェザー級で世界挑戦を希望している。ターゲットは三浦隆司(帝拳)のWBC王座だというが、チャンスがあるならば内山高志(ワタナベ)のWBA王座でもミゲール・マイキー・ガルシア(米)のWBO王座でもいいという。そのための一歩を踏み出すことができるか、まずはロペスとのサウスポー対決に注目したい。