[海外ニュース]2014.2.26
落胆のカーンが声明
アミール・カーン
ウェルター級のWBC王座とスーパーウェルター級のWBA、WBC王座を保持するフロイド・メイウェザー(37=米)は、5月3日にWBA世界ウェルター級王者マルコス・マイダナ(30=亜)と戦うことを24日に表明した。これを受け、“落選”したかたちの元WBA、IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(27=英)が声明を発表した。
カーンは昨年12月に当時のIBF世界ウェルター級王者デボン・アレクサンダー(米)への挑戦が内定していたが、メイウェザー戦が具体化したために標的を変更。それからはメイウェザーに絞って、ことあるごとに正式決定を迫ってきた。それだけに落胆も大きかったようだ。「ものすごくガッカリしている。試合に向けて必死にトレーニングしてきたのに…。彼は次の試合について私かマイダナかをファンの投票に委ね、私がはっきりと差をつけて勝ったにもかかわらず、それを無視してマイダナを選択した。私だけでなく多くのファンも失望したはずだ」――カーンは自身の次戦について、10日以内にゴールデンボーイ・プロモーションズと話し合って決めると話している。