[試合結果]2013.12.22
IBFのB級王座決定戦
大会ポスター
 ジェイミー・マクドネル(英)が指名挑戦者ブシ・マリンガ(34=南ア)との防衛戦に応じないとして剥奪され手空位になったIBF世界バンタム級王座の決定戦が21日(日本時間22日)、英国のリードで行われた。マリンガと拳を交えたのは同級4位のスチュワート・ホール(33=英)。新王者になったのは――。
○スチュワート・ホール(英)
 12回判定(3対0)
●ブシ・マリンガ(南ア)

 2度の世界戦を経験しているマリンガが下馬評では有利だったが、ホールは地元ファンの後押しを受けて初回から好調に飛ばした。3回にはダウンを奪って前半で大きなリードを奪った。サウスポーのマリンガも追い上げをみせたが、差を埋めることはできないままラウンドを重ねることになった。採点は二者が117対110、もうひとりも116対111の3対0でホールの勝利を支持していた。新王者ホールは19戦16勝(7KO)2敗1分。長谷川穂積(真正)戦、レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)戦に続いて3度目の世界挑戦も実らなかったマリンガは27戦21勝(12KO)5敗1分。