[海外ニュース]2013.12.14
リオスが陽性反応
リオスが陽性反応
 11月24日に中国・マカオで行われたマニー・パッキャオ(比)戦で判定負けを喫したブランドン・リオス(米)が試合後のドーピング検査で陽性反応となっていたことが明らかになった。
 ドーピング検査機関のVADAが試合後に採取したリオスのサンプルからは、DMAAと呼ばれる成分が検出されたという。DMAAは主にダイエットサプリメントなどに使用され、体重減少や興奮剤としての効果がある禁止薬物。
 VADAは告知せず、ランダムにドーピング検査を選手に行っており、今回は試合前からリオスとパッキャオ共に5回づつの検査を行ったが(パッキャオは5回とも陰性反応)、リオスは4回は陰性反応だったものの、試合後に採取された5回目のサンプルで陽性反応となった。
 この結果を受けて、リオスは出場停止処分となる可能性が高いとみられているが、パッキャオ戦が行われたのが中国だったことで、米国内でもこの検査結果が適用されるのかなどを含めた協議が今後行われる。