[海外ニュース]2013.12.11
モレノ 次戦は2月か3月
アンセルモ・モレノ
 亀田興毅(亀田)とのWBA内統一戦が流れた同団体バンタム級スーパー王者アンセルモ・モレノ(28=パナマ)が、次戦を来年2月末か3月にパナマで計画している。
 モレノは亀田とのWBA内統一戦を強制されていたが、10日の入札を前に亀田がレギュラー王座を返上してしまったため、次戦のプランを練り直す必要に迫られている。陣営では2月末か3月に地元パナマで通算12度目の防衛戦を行う方向で調整に入っているという。対戦相手の候補にはWBCのスーパーバンタム級王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)の名前も挙がっている。
 そのサンタ・クルスは今週14日(日本時間15日)に米国テキサス州サンアントニオでセサール・セーダ(プエルトリコ)と初防衛戦を行うことになっている。モレノもサンタ・クルスもゴールデンボーイ・プロモーションズがプロモートを担当しているため実現に障害は少ないが、サンタ・クルスはセーダ戦をクリアしたあとは来年2月15日に米国ロサンゼルスで防衛戦を予定している。そう簡単に実現というわけにはいないようだ。ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)と同様、「巧いがエキサイティングではない」という評価が定着しているモレノも、マッチメークが難しい選手のひとりといえる。