[海外ニュース]2013.12.4
ブローナー「言い訳するなよ」
ブローナー「言い訳するなよ」
 12月14日(日本時間15日)、ゴールデンボーイ・プロモーションズが主催する米国サンアントニオのアラモドームでの4大世界戦が近づいてきた。最大の注目はメインカードのエイドリアン・ブローナー(24=米)対マルコス・マイダナ(30=亜)のWBAウェルター級戦であろう。その両者がメディアに意気込みを語っている。

※ブローナー対マイダナは15日(日)正午からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行生配信の予定。16日(月)には夜9時からの エキサイトマッチで放送予定。
 24歳の若さながら3階級制覇を成し遂げているブローナーは、ウェルター級での試合は2度目となる。6月の戴冠試合ではポール・マリナッジ(米)に思いのほか手を焼き、体重の壁かと分析されもした。しかし、自他ともに認める「メイウェザーの後継者」は相変わらず強気だ。「彼には100パーセントの状態でリングに上がってほしい。そして負けても言い訳はしないように」と6歳上の相手に釘を刺した。これに対し元WBAスーパーライト級暫定王者のマイダナは「やつは俺みたいな相手(強打者)と戦ったことはないだろう?俺がいちばん欲しいのはウェルター級のベルトなんだ」と応じた。戦績はブローナーが27戦全勝(22KO)。マイダナが37戦34勝(31KO)3敗。
 この日はキース・サーマン(米)対ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)のWBA世界ウェルター級暫定タイトルマッチ、レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)対セサール・セーダ(プエルトリコ)のWBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、さらにWBA世界ライトヘビー級スーパー王者ベイブト・シュメノフ(カザフスタン/米)対タマス・コバチ(スロバキア)の試合も予定されている。