[海外ニュース]2013.12.4
10人目の刺客はアダマ
ゲンナディ・ゴロフキン
 9連続KO防衛中のWBA世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(31=カザフスタン/独)の次戦は来年2月1日にモナコのモンテカルロで行われることが内定していたが、その対戦相手がオスマヌ・アダマ(32=ガーナ/米)に決まった。
 ゴロフキンは11月2日にカーチス・スティーブンス(米)に9回TKO勝ちを収め、9連続KO防衛を果たしたばかり。試合直後には陣営が次戦を2月1日にモンテカルロで行うことを明かしていた。ゴロフキンは昨年3月31日、モンテカルロで石田順裕(グリーンツダ)を右一発で屠っている。「再びモンテカルロに戻って試合ができることを光栄に思っている。アダマはタフで強い選手なので素晴らしい試合になると思う」と話している。28戦全勝(25KO)。今回も規定ラウンド内で倒せば、ライト級時代のロベルト・デュラン(パナマ)が記録した史上3位の10連続KO防衛に並ぶ。この試合をクリアすれば、4月26日には再び米国での試合が計画されている。一方のアダマは12年3月、ダニエル・ゲール(豪)の持つIBF同級王座に挑戦して判定負けを喫して以来、2度目の大舞台となる。25戦22勝(16KO)3敗。