[海外ニュース]2013.10.17
カークランドがSMS移籍
石田順裕(グリーンツダ)との激闘でも知られるスーパーウェルター級の強打者ジェームス・カークランド(29=米)がこのほど、ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)からラップのスター、カーチス・“50セント”・ジャクソン率いるSMSプロモーションズに移籍することになった。
カークランドは11年4月、石田には3度のダウンを喫して1回TKO負けを喫したが、その後は元世界王者アルフレド・アングロ(メキシコ)に6回TKO勝ち、現IBF王者カルロス・モリナ(米)に10回反則勝ちを収めるなど4連勝(3KO)をマーク。しかし、昨年9月にサウル・アルバレス(メキシコ)への挑戦を打診された際に肩の故障を理由に断り、同時に法外な報酬アップを要求したと伝えられている。これがGBPとの大きな溝となり、カークランドは12年3月のモリナ戦以後は1年半以上もリングに上がっていない。こうしたなか今回のSMS移籍となった。戦績は32戦31勝(27KO)1敗。
移籍して最初の試合は12月7日、米国ニュージャージー州アトランティックシティで行われるギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)対ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)のWBA&WBO世界スーパーバンタム級戦の前座で予定されている。相手は20戦全勝(12KO)の世界ランカー、グレン・タピア(23=米)。カークランド陣営はWBA世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)への挑戦を目指すというが、まずはタピア戦を乗り切ることができるかどうか注目したい。
移籍して最初の試合は12月7日、米国ニュージャージー州アトランティックシティで行われるギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)対ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)のWBA&WBO世界スーパーバンタム級戦の前座で予定されている。相手は20戦全勝(12KO)の世界ランカー、グレン・タピア(23=米)。カークランド陣営はWBA世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)への挑戦を目指すというが、まずはタピア戦を乗り切ることができるかどうか注目したい。