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[海外ニュース]2013.10.15

激闘必至のSL級戦

大会ポスター
 WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ、暫定王者マイク・アルバラード(33=米)対1位ルスラン・プロボドニコフ(29=露)の12回戦は19日(日本時間20日)、米国コロラド州デンバーで行われる。試合を5日後に控えた14日、両者が記者会見に臨んだ。
 今年3月、ブランドン・リオス(米)に判定勝ちを収めて暫定王座を手に入れたアルバラードは、地元での初防衛戦となる。「今回の試合は戦争だと書かれているが、そうならない可能性もある。なぜなら私には戦略があるから。でも、結局は戦争になるだろうね」
 挑戦者のプロボドニコフは同じく3月、ティモシー・ブラッドリー(米)の持つWBO世界ウェルター級王座に挑んで惜敗して以来の試合となる。本来の階級に戻して挑戦することになっただけに、自信満々だ。「準備は完璧さ。私だって綺麗なボクシングをすることはできるよ。でも、誰も私からは逃げられないさ。もっとも彼はポイントアウトしようなんて考えていないだろうが」。戦績はアルバラードが35戦34勝(23KO)1敗。プロボドニコフは24戦22勝(15KO)2敗。好戦型同士だけに激しい打撃戦が期待されている。オッズは19対16でわずかながらアルバラード有利と出ている。