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[前日計量]2013.9.7

H級上位ランカー対決

大会ポスター
 WBC世界ヘビー級2位のセス・ミッチェル(31=米)対3位クリス・アレオーラ(32=米)の12回戦は7日(日本時間8日)、米国カリフォルニア州インディオで行われる。6日には両者が前日計量に臨んだ。
 ミッチェルは昨年、ジョナサン・バンクス(米)に2回TKO負けを喫したが、今年に入って雪辱。ランクを2位まで上げてきた。一方、今年4月のWBC挑戦者決定戦でバーメイン・スティバーン(カナダ)に判定負けを喫しているアレオーラは、これが5ヵ月ぶりの再起戦となる。試合はミッチェルの持つWBCインターナショナル王座とNABO北米王座の防衛戦として行われる。1位のスティバーンが王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)の去就の決断待ちの状況だが、ミッチェル対アレオーラは事実上の次々期挑戦者決定戦の意味を持っている。計量ではヘビー級では珍しく両者とも同じ242ポンド(約109.7キロ)だった。戦績はミッチェルが28戦26勝(19KO)1敗1分。アレオーラが38戦35勝(30KO)3敗。オッズは9対2でアレオーラ有利と出ている。
 前座には元世界2階級制覇王者ラファエル・マルケス(メキシコ)や、下田昭文(帝拳)との試合でも知られる前WBA世界スーパーバンタム級王者リコ・ラモス(米)が出場する予定だ。