[海外ニュース]2013.9.6
マルチネスVSガルシアは入札
ローマン・マルチネス
 WBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネス(30=プエルトリコ)と、指名挑戦者ミゲール・ガルシア(25=米)の試合の興行権が入札で決定することになった。
ミゲール・ガルシア
 最近の3戦すべてが判定、しかもジャッジの見解が分かれる微妙な勝負となっているマルチネスは、これが3度目の防衛戦となる。一方、ガルシアは6月のファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)戦では4回TKO勝ちを収めているが、前日計量で体重オーバーのため失格、リングに上がる前にWBOのフェザー級王座を失ったばかりだ。それでも8月のWBO総会では転級して即、指名挑戦者のお墨付きをもらっている。戦績はマルチネスが30戦27勝(16KO)1敗2分、ガルシアが32戦全勝(27KO)。両者の試合はトップランク社の仕切りで行われるものとみられていたが、王者側が待遇に不満を持っていると伝えられる。そのため改めて興行権入札という策に出たといわれる。WBOは最低落札額を15万ドル(約1500万円)としている。