ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2013.8.30

WBOランキング会議

 ハンガリーのブダペストで開催中の第26回WBO総会は3日目の29日、各階級のランキングおよび指名挑戦者の確定作業を行った。
 今総会でベルトを受け取り、世界戦開催に尽力した父親の史郎氏とともに特別表彰を受けたバンタム級王者、亀田和毅(22=亀田)は6ヵ月以内に指名試合を履行する義務を負うことが確認された。
 フェザー級は10月12日にオルランド・サリド(メキシコ)対オルランド・クルス(プエルトリコ)で空位の王座決定戦が行われる。その挑戦者として、同じ日にヨナタン・オケンド(プエルトリコ)とプロデビュー戦を行う五輪連覇のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が挑戦を希望している。今回の総会でWBOはロマチェンコがオケンドに勝つことを前提に2戦目での世界王座挑戦を承認した。今総会のホスト役であり、自身も五輪金、プロで世界王者になった経験を持つイストバン・コバチ氏(ハンガリー)は「ロマチェンコと同じ時代に同じ階級ではなくてよかった」と語り、周囲の笑いを誘っていた。
 また、スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネス(プエルトリコ)と、1位のミゲール・ガルシア(米)に対しては30日以内に交渉をまとめるよう指令を出した。さらにスーパーミドル級は前王者アルツール・アブラハム(アブラハム/独)が指名挑戦者であることが確認された。