[試合結果]2013.8.3
元王者ふたりが明暗
 8月2日(日本時間3日)、米国オクラホマ州マイアミのリングにはふたりの元世界王者が登場した。4月に体重超過のためWBAフェザー級暫定王座を失ったハビエル・フォルトゥナ(23=ドミニカ共和国)と、元ウェルター級王者カーミット・シントロン(33=プエルトリコ)。結果は――。
 フォルトゥナは元オリンピアンのルイス・フランコ(27=キューバ/米)との10回戦で引き分けという結果に終わった。採点は99対91でフランコ、96対94でフォルトゥナ、95対95の三者三様だった。フォルトゥナは24戦22勝(16KO)1分1無効試合。フランコは13戦11勝(7KO)1敗1分。

 11年11月にサウル・アルバレス(メキシコ)に5回TKO負けを喫して以来の試合となるシントロンは、ヨナタン・バティスタ(ドミニカ共和国)を圧倒。8回にダウンを奪い、10回には相手が反則行為で2点のペナルティを受けたことも重なり、99対88、98対89(二者)という大差の判定勝ちを収めた。再起戦を飾ったシントロンは41戦34勝(28KO)5敗2分。バティスタは16戦14勝(7KO)2敗。