トップランク社のボブ・アラム・プロモーターが明らかにしたもので、パッキャオ対リオスはベネチアン・リゾートホテルのコタイ・アリーナで行われる。当初、パッキャオの相手はWBO世界スーパーライト級暫定王者マイク・アルバラード(米)が最有力視されていたが、激闘型のリオスに白羽の矢が立った。パッキャオは昨年12月、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)との4度目の対決で6回KO負けを喫しており、これが再起戦となる。一方のリオスは11年12月の防衛戦で体重オーバーの失態を犯してライト級王座を失い、昨年4月の王座決定戦でも同じ愚を犯した。いずれの試合でも勝利を収めたが、それを機にスーパーライト級に階級を上げ、10月にはアルバラードにTKO勝ち。しかし、今年3月の再戦では僅差の判定負けを喫している。こちらも再起戦となる。戦績は34歳のパッキャオが61戦54勝(38KO)5敗2分。27歳のリオスは33戦31勝(23KO)1敗1分。