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[海外ニュース]2013.4.30

クリチコが自信の弁

ウラジミール・クリチコ
 WBA、IBF、WBO3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)は5月4日(日本時間5日)、ドイツのマンハイムでフランチェスコ・ピアネッタ(イタリア)を相手に14度目の防衛戦に臨む。試合を5日後に控えた29日、両者が会見を行った。

※クリチコ対ピアネッタは5日(日)午前10時からWOWOWライブで放送予定。ゲストに元世界王者の西岡利晃氏、俳優の香川照之氏。
 3月に37歳の誕生日を迎えたクリチコは、06年4月に2度目の王座について以来、IBF王座は13度防衛している。この間、統一戦でWBA王座とWBA王座も吸収。兄のWBC王者ビタリとともにヘビー級の支配者として君臨している。今回も41対1という圧倒的有利のオッズが出ている。かつてのスパーリング・パートナーを相手にすることになるが、手の内を知っているからかコメントにも余裕がうかがえる。「彼に作戦があることは知っている。『やられるまでは誰にでも作戦はあるものさ』と、マイク・タイソンも言っていたからね。ピアネッタは高いモチベーションを持っているけれど、私には経験がある」
 これに対し29戦28勝(15KO)1分のサウスポー、ピアネッタは「体調もベストだしモチベーションも高い。試合の4日後が息子の誕生日なので彼にベルトをプレゼントしたいんだ」と、こちらも自信の口にした。