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[海外ニュース]2013.4.24

H級統一戦の落札額

ウラジミール・クリチコ
 3団体統一世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)と、WBA王者アレクサンデル・ポベトキン(露)の興行権入札が23日、パナマのWBA本部で行われた。
 入札は両選手の合計報酬額を提示するかたちで行われるが、今回は三社が参加。クリチコ兄弟のK2プロモーションズは713万ドル(約7億1300万円)を提示して、ポベトキン側のサウアランド・イベントの601万4444ドル(約6億144万円)を上回った。しかし、これらをはるかに上回る額を提示したのがポベトキンのマネージャーでもあるウラド・フリュノフ氏主宰のフリュノフ・プロモーションズだった。金額はK2の3倍以上の2323万3330ドル(約23億2333万円)だった。規定によりクリチコに75パーセント(約17億4200万円)、ポベトキンに25パーセント(5億8000万円)が支払われることになる。
 WBAは8月31日までに統一戦を挙行するよう指令を出しているが、いまのところ8月25日、9月7日、14日、15日が候補日として挙がっている。ただしクリチコは5月4日、ポベトキンも5月17日にそれぞれ防衛戦を予定しており、それをクリアすることが大前提となる。