ボクシングモバイルニュース
[試合結果]2013.4.21

テラサスVSミハレス

 WBC世界スーパーバンタム級王座決定戦、1位ビクトル・テラサス対2位クリスチャン・ミハレスのメキシカン対決は20日(日本時間21日)、メキシコシティで行われた。
○ビクトル・テラサス(メキシコ)
 12回判定(2対1)
●クリスチャン・ミハレス(メキシコ)

 ほぼイーブンの賭け率どおり試合は接戦になった。序盤は比較的ゆっくりしたペースだったが、攻勢を印象づけていたのはテラサスだった。8Rを終わった時点ではジャッジ三者がいずれもテラサスのリードと採点していた。しかし、終盤はサウスポーのミハレスが追い込んだ。11回にはテラサスは右目上の出血にも悩まされ、厳しい状況になったが、なんとか最終回も乗り切った。採点は114対113、115対112で二者がテラサス、もうひとりは逆に114対113でミハレスを支持していた。際どい勝利で念願の王座を獲得したテラサスは40戦37勝(21KO)2敗1分。飛び級の2階級制覇に失敗したミハレスは56戦47勝(22KO)7敗2分。
 前座に出場した元2階級制覇王者ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)は、ヘラルド・エスピノサ(メキシコ)に2回59秒KO勝ちを収めた。戦績はロペスが35戦33勝(30KO)2敗。エスピノサが44戦29勝(27KO)14敗1分。