[海外ニュース]2013.3.11
高齢戴冠記録上位5例
48歳1カ月で最高齢戴冠記録
 9日(日本時間10日)にバーナード・ホプキンス(米)が48歳1カ月でIBF世界ライトヘビー級王座を獲得、史上最高齢戴冠記録を更新した。この機会にこれまでの高齢戴冠記録上位5例を紹介しよう。
 ボクシングに限ったことではないが、アスリートは20代から30代前半にピークを迎えることが多い。医療技術の発達やサプリメントの普及もあり、ボクシングでは30代の世界王者が珍しくなくなった。現に41歳のビタリ・クリチコ(ウクライナ=ヘビー級)を筆頭に39歳のファン・マヌエル・マルケス(メキシコ=スーパーライト級)、38歳のセルヒオ・マルチネス(亜=ミドル級)、36歳のウラジミール・クリチコ(ウクライナ=ヘビー級)、36歳のフロイド・メイウェザー(米=ウェルター級)、35歳のカール・フロッチ(英=スーパーミドル級)と、中年王者は少なくない。しかし、40代での戴冠となると極めて珍しいことといえる。
以下は高齢での世界王座獲得記録である。

①48歳1カ月
バーナード・ホプキンス(米)
LH級 2013年
②46歳4カ月
バーナード・ホプキンス(米)
LH級 2011年
③45歳9カ月
ジョージ・フォアマン(米)
H級  1994年
④42歳0カ月
バージル・ヒル(米)
C級  2006年
⑤40歳6カ月
ボブ・フィッシモンズ(英)
LH級 1903年

破られるためにあるのが記録とはいうが、はたしてこの記録を破る選手は出てくるのだろうか?