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[海外ニュース]2013.3.8

元王者ディアス戦線復帰

 ライト級の元3団体統一王者ファン・ディアス(米)が戦線復帰することになった。3年ぶりの復帰戦は4月13日、米国テキサス州コーパスクリスティで行われる。相手は元世界ウェルター級王者ピピノ・クエバスの息子クエバス・ジュニア(メキシコ)。
 ディアスは04年7月、ラクバ・シン(モンゴル/韓国)に判定勝ちを収めて20歳でWBA世界ライト級王者になった。07年にはWBO王座とIBF王座を吸収して3団体統一王者となったが、08年にネート・キャンベル(米)に敗れて7度防衛した王座を失った。
 その後はファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、ポール・マリナッジ(米)と2度ずつ激闘を展開。10年7月の試合を最後に26歳の若さで引退していた。戦績は39戦35勝(17KO)4敗。
 相手のクエバス・ジュニアは70年代後半から80年代初頭にかけて席巻した元WBA世界ウェルター級王者の息子として知られる。戦績は25戦16勝(14KO)9敗。KO率は高いが、逆に負けもすべてKOというスリリングな強打者だ。