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[海外ニュース]2013.2.4

「アリは元気」と娘が証言

モハメッド・アリ(中央)
 長いことパーキンソン氏病に罹患している元世界ヘビー級王者モハメド・アリ(米)の病状に関して、3日付の英国「The Sun」紙が「深刻な状態」と報じたが、アリの娘はAP通信社の取材に対し「父は元気」と話している。
 ことの発端は「The Sun」紙がアリの兄弟ラクマン・アリの話として「彼はここ数日の間に病状が悪化。夏を迎えることができるか微妙」などと報じたことに始まる。
 これに対しアリの娘メイ・メイ・アリは「私は日曜日(3日)の朝に父と電話で話をしたけれど、元気だった。アリゾナの自宅でスーパーボウルを観戦していると言っていた」と反証。ラクマン・アリは昨夏からアリと会っていないということから考えても、重篤説は信憑性が薄いといえそうだ。
 アリは1月17日に71歳の誕生日を迎えたばかり。81年のラスト・ファイトから32年以上が経つが、ニュースバリューはいまも極めて大きいといえる。