[海外ニュース]2012.12.24
進退に迷うV・クリチコ
ビタリ・クリチコ
ボクシングを続けるべきか、それとも政治に専念すべきか―WBC世界ヘビー級王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ)の思案が続いている。
クリチコは9月のマヌエル・チャー(レバノン/独)との防衛戦を最後に引退するものとみられていたが、その後は進退を保留したままになっている。10月下旬に行われたウクライナの国政選挙で自身が党首を務める野党「ウダル(一撃)」が大躍進したが、二足の草鞋を履いたままの状態は現在も続いている。
こうしたなか2月にはWBCの次期挑戦者決定戦として1位クリス・アレオーラ(米)対2位バーメイン・スティバーン(カナダ)の試合が行われる。クリチコはアレオーラには圧勝しており、さらにスティバーンは実績が乏しいとして対戦には興味を示していない。
唯一、元WBA王者のデビッド・ヘイ(英)が闘志をかき立てられる相手としてクローズアップされているが、クリチコ自身は「彼は嘘つきだ」として対戦に応じる気配はみられない。近況から考えて、このままグローブを置く可能性が7割、現役続行の可能性が3割といったところか。
こうしたなか2月にはWBCの次期挑戦者決定戦として1位クリス・アレオーラ(米)対2位バーメイン・スティバーン(カナダ)の試合が行われる。クリチコはアレオーラには圧勝しており、さらにスティバーンは実績が乏しいとして対戦には興味を示していない。
唯一、元WBA王者のデビッド・ヘイ(英)が闘志をかき立てられる相手としてクローズアップされているが、クリチコ自身は「彼は嘘つきだ」として対戦に応じる気配はみられない。近況から考えて、このままグローブを置く可能性が7割、現役続行の可能性が3割といったところか。