[試合結果]2012.12.16
カーンVSモリナほか
元WBA&IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(英)の再起戦が15日(日本時間16日)、カルロス・モリナ(米)を相手に米国ロサンゼルスのスポーツアリーナで行われた。また、同会場ではレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)対アルベルト・ゲバラ(メキシコ)のIBF世界バンタム級タイトルマッチも行われた。
WBCスーパーライト級シルバー王座決定戦
○アミール・カーン(英)
10回終了TKO
●カルロス・モリナ(米)
IBF世界バンタム級タイトルマッチ
○レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)
12回判定(3対0)
●アルベルト・ゲバラ(メキシコ)
1年前にレイモント・ピーターソン(米)に判定負け、今年7月にはダニー・ガルシア(米)に4回TKO負けと連敗中のカーンにとっては、絶対に落とせない一戦だった。ガルシア戦後にフレディ・ローチ・トレーナーの下を離れ、バージル・ハンター・トレーナーとコンビを組んで最初の試合でもあった。
試合はカーンのスピードが勝り、毎回のようにポイントを重ねていった。モリナもときおりパンチをヒットさせるものの単発で終わり、元王者を慌てさせるまでには至らない。ほぼ一方的になり、加えてモリナの顔面が腫れて目が塞がったこともあり10回終了時点でレフェリーが試合を止めた。
再起を果たしたカーンは30戦27勝(19KO)3敗。モリナは19戦17勝(7KO)1敗1分。
IBFのバンタム級戦はサンタ・クルスが3対0の判定勝ちで3度目の防衛を果たしたが、ベスト・パフォーマンスとはいかなかった。6回にパンチで挑戦者の右目上を切り裂いたもののゲバラを捕まえきれず、存在感を示すには少々物足りない内容だった。採点は116対112、118対110、119対109だった。
早くも3度目の防衛に成功したサンタ・クルスは24戦23勝(13KO)1分。ゲバラは17戦16勝(6KO)1敗。
この日はアンダーカードにヘビー級のホープ、デオンタイ・ワイルダー(米)が登場、ケルビン・プライス(米)に右クロスを打ち込んで3回51秒KO勝ちを収めている。北京五輪ヘビー級銅メダリストのワイルダーはデビューから26連続KO勝ち。プライスは14戦13勝(6KO)1敗。
同じくアンダーカードに登場した元スーパーウェルター級王者アルフレド・アングロ(メキシコ)は、ホルヘ・シルバ(メキシコ)に3対0の10回判定勝ちを収めた。採点は三者とも97対93だった。アングロは24戦22勝(19KKO)2敗。10月に亀海喜寛(帝拳)と引き分けているシルバは23戦18勝(14KO)3敗2分。
○アミール・カーン(英)
10回終了TKO
●カルロス・モリナ(米)
IBF世界バンタム級タイトルマッチ
○レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)
12回判定(3対0)
●アルベルト・ゲバラ(メキシコ)
1年前にレイモント・ピーターソン(米)に判定負け、今年7月にはダニー・ガルシア(米)に4回TKO負けと連敗中のカーンにとっては、絶対に落とせない一戦だった。ガルシア戦後にフレディ・ローチ・トレーナーの下を離れ、バージル・ハンター・トレーナーとコンビを組んで最初の試合でもあった。
試合はカーンのスピードが勝り、毎回のようにポイントを重ねていった。モリナもときおりパンチをヒットさせるものの単発で終わり、元王者を慌てさせるまでには至らない。ほぼ一方的になり、加えてモリナの顔面が腫れて目が塞がったこともあり10回終了時点でレフェリーが試合を止めた。
再起を果たしたカーンは30戦27勝(19KO)3敗。モリナは19戦17勝(7KO)1敗1分。
IBFのバンタム級戦はサンタ・クルスが3対0の判定勝ちで3度目の防衛を果たしたが、ベスト・パフォーマンスとはいかなかった。6回にパンチで挑戦者の右目上を切り裂いたもののゲバラを捕まえきれず、存在感を示すには少々物足りない内容だった。採点は116対112、118対110、119対109だった。
早くも3度目の防衛に成功したサンタ・クルスは24戦23勝(13KO)1分。ゲバラは17戦16勝(6KO)1敗。
この日はアンダーカードにヘビー級のホープ、デオンタイ・ワイルダー(米)が登場、ケルビン・プライス(米)に右クロスを打ち込んで3回51秒KO勝ちを収めている。北京五輪ヘビー級銅メダリストのワイルダーはデビューから26連続KO勝ち。プライスは14戦13勝(6KO)1敗。
同じくアンダーカードに登場した元スーパーウェルター級王者アルフレド・アングロ(メキシコ)は、ホルヘ・シルバ(メキシコ)に3対0の10回判定勝ちを収めた。採点は三者とも97対93だった。アングロは24戦22勝(19KKO)2敗。10月に亀海喜寛(帝拳)と引き分けているシルバは23戦18勝(14KO)3敗2分。