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[試合結果]2012.12.10

Mm級暫定王座決定戦

 井岡一翔(井岡)が返上したWBA世界ミニマム級王座を巡り、大晦日には2位の宮崎亮(井岡)と元王者で4位のコンパヤック・ポープラムック(タイ)で王座決定戦が予定されているが、それよりも早く8日には南アのイーストロンドンで暫定王座の決定戦が行われた。前IBF王者ニコシナチ・ジョイ(南ア)対ワルテル・ロハス(亜)のカード。新暫定王者になったのは……。
○ニコシナチ・ジョイ(南ア)
1R 2分13秒TKO
×ワルテル・ロハス(亜)

 ジョイは9月にマリオ・ロドリゲス(メキシコ)に7回KO負けを喫してIBF王座を失ったが、現在はWBAで6位にランクされている。戦績は25戦23勝(16KO)1敗1無効試合。対するロハスはというと、戦績こそ22戦19勝(18KO)2敗1分けと立派だが、世界的実績は皆無。それどころか10回戦の経験すらなく、もちろんWBAランキングで15位内に名前は見当たらない。こんなミスマッチが暫定王座の決定戦なのだから呆れるばかりだ。
 そして、結果は予想どおり。ジョイがボディブローでロハスを一蹴している。