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[試合結果]2012.12.9

ガンボアが復帰

ガンボアvsファレナス
 8日(日本時間9日)米国ネバダ州ラスベガスで行われたマニー・パッキャオ(比)対ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)の前座で1年3ケ月ぶりの復帰戦となるユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)と7月に内山高志(ワタナベ)と拳を交えたマイケル・ファレナス(比)によるWBA世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦が行われた。
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〇ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)
 判定3-0
×マイケル・ファレナス(比)

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 ノンタイトル戦として行われる予定だった対戦はWBA世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦に変更になり行われた。
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 試合が動いたのは2R、ダッキングで上体を下げたガンボアにサウスポーのファレナスが左ストレートを合わしたが、ガンボアは回転の速い左右のフックで応戦。するとファレナスが前に出てきたところにガンボアが右ショートフックを合わせてダウンを奪った。
ガンボアがダウン!
 立ち上がったファレナスはその後もワンツーで前に出続ける。7Rには前に出てラッシュを見せたガンボアが右ストレートをアゴに打ち込むとバランスを崩したファレナスが思わず手をついてダウンをとられるがダメージは少なく直ぐに試合再開。9Rにはスピードに乗ったガンボアが左右の連打で一気にファレナスをロープに詰めるとファレナスが苦しい体勢から左を返し、ガンボアの顔面にヒット。
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今年日本で現WBA世界王者内山高志と戦ったファレナスが、この試合初めてダウンを奪い返す。立ち上がったガンボアはダメージが少し残ったが前に出てこのラウンドを終えた。スタミナが切れたガンボアに対し、最後まで善戦したファレナスだったが、117-109、118-108、117-108の判定3-0でガンボアが1年3ケ月ぶりの試合を無事判定勝利で終えた。