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[海外ニュース]2012.12.5

師走のフィリピン旋風

 今週末8日(日本時間9日)、世界的なスター選手に成長したマニー・パッキャオ(比)が米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)との4度目の対決に臨む。前座には無敗のメルシト・ヘスタ、マイケル・ファレナスも登場。翌週にはノニト・ドネアも防衛戦を予定している。このところのフィリピン勢の活躍を象徴するような現象となっている。
 パッキャオを含むフィリピン勢の12月の注目試合は以下のとおりとなっている。
★12月8日、ラスベガス(米)

マニー・パッキャオvsファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)

ミゲール・バスケス(メキシコ)対メルシト・ヘスタ

ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)vsマイケル・ファレナス

★12月15日、ヒューストン(米)

ノニト・ドネアvsホルヘ・アルセ(メキシコ)

★12月15日、ロンドン(英)

リッキー・バーンズ(英)vsホセ・オカンポス

 フィリピンの歴代世界王者の約半数がサウスポーというデータがあるように左構えのボクサーが多いのが特徴だが、上記5選手のうちドネア以外の4人はサウスポーだ。33歳のパッキャオ、30歳のドネアはともかく、ヘスタ(26勝14KO1分)が25歳、ファレナス(34勝26KO3敗4分1無効試合)が28歳、オカンポス(17勝12KO5敗1分)が23歳、と比較若いのも特徴といえる。
 師走のフィリピン勢、はたしてどんなかたちで存在感を示すのか。