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[海外ニュース]2012.11.28

落札額は5万ドル

 IBF世界フェザー級王者ビリー・ディブ(豪)の次期指名防衛戦の入札が27日、米国ニュージャージー州のIBF本部で行われ、唯一参加したディブ陣営のウォリアーズ・ボクシングが落札した。その金額は5万ドル(約420万円)だった。
 興行権入札は両選手の合計報酬を提示するかたちで行われることになっている。そのためウォリアーズ・ボクシングが落札した5万ドルのうち、王者ディブが75パーセント(3万7500ドル≒315万円)、指名挑戦者マウリシオ・ムニョス(亜)が25%(1万2500ドル≒105万円)の報酬ということになる。試合は原則として90日以内に開催することが義務づけられている。
 当初、ディブのV3戦は12月1日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で行われるオースチン・トラウト(米)対ミゲール・コット(プエルトリコ)の前座に組み込まれる予定だったが、テレビ局の意向で白紙になった経緯がある。
 なお、IBF1位にランクされるムニョスは昨年4月、西岡利晃(帝拳)の持つWBC世界スーパーバンタム級王座に挑んで9回KO負けを喫している。しかし、以後は5連勝(3KO)と好調で、今年10月には挑戦者決定戦でも判定勝ちを収めている。戦績は、ディブが37戦35勝(21KO)1敗1無効試合。ムニョスが29戦26勝(12KO)3敗。