[試合結果]2012.11.25
ゲレロVSベルト
WBC世界ウェルター級暫定タイトルマッチ、王者ロバート・ゲレロ(米)対元王者アンドレ・ベルト(米)の12回戦は24日(日本時間25日)、米国カリフォルニア州オンタリオのシチズンズ・ビジネスバンク・アリーナで行われた。
○ロバート・ゲレロ(米)
12回判定(3対0)
●アンドレ・ベルト(米)
わずかながらベルト有利という予想のなかで始まった試合だが、先制したのはサウスポーのゲレロだった。初回終盤に左右の連打でダウンを奪ったのだ。2回、ゲレロは再び連打をまとめてダウンを追加、序盤で圧倒的優位に立った。昨年9月以来の実戦となったベルトは勘が戻らないうちに先制攻撃を受けたかたちとなった。
2度のダウンに加え早々と右目上が腫れるなど劣勢に立たされたベルトだったが、3回から手負いの反撃を開始。これにゲレロも応じて両者は壮絶な打撃戦を展開することとなった。執拗に上下にパンチを散らすゲレロ。逆転を狙って強引に強打を振るって出るベルト。終盤は両者とも目が塞がりかけたが、最後まで打ち合いをやめることはなかった。最終回も激しいパンチを交換し、終了ゴングが大歓声にかき消されるほどだった。
採点はジャッジ三者とも116対110でゲレロを支持。2度のダウンが大きな意味を持つことになった。
フェザー級、スーパーフェザー級、ライト級、そしてウェルター級と4階級制覇を制してきたゲレロは、これが初防衛戦だった。35戦31勝(18KO)1敗1分2無効試合。
アンダーカードではNBO北米スーパーウェルター級王座決定戦が行われ、キース・サーマン(米)が元ウェルター級王者カルロス・キンタナ(プエルトリコ)に4回2分19秒TKO勝ちを収めた。
勝ったサーマンは19戦全勝(18KO)。敗れた36歳のキンタナは33戦29勝(23KO)4敗。試合後、引退を表明した。
12回判定(3対0)
●アンドレ・ベルト(米)
わずかながらベルト有利という予想のなかで始まった試合だが、先制したのはサウスポーのゲレロだった。初回終盤に左右の連打でダウンを奪ったのだ。2回、ゲレロは再び連打をまとめてダウンを追加、序盤で圧倒的優位に立った。昨年9月以来の実戦となったベルトは勘が戻らないうちに先制攻撃を受けたかたちとなった。
2度のダウンに加え早々と右目上が腫れるなど劣勢に立たされたベルトだったが、3回から手負いの反撃を開始。これにゲレロも応じて両者は壮絶な打撃戦を展開することとなった。執拗に上下にパンチを散らすゲレロ。逆転を狙って強引に強打を振るって出るベルト。終盤は両者とも目が塞がりかけたが、最後まで打ち合いをやめることはなかった。最終回も激しいパンチを交換し、終了ゴングが大歓声にかき消されるほどだった。
採点はジャッジ三者とも116対110でゲレロを支持。2度のダウンが大きな意味を持つことになった。
フェザー級、スーパーフェザー級、ライト級、そしてウェルター級と4階級制覇を制してきたゲレロは、これが初防衛戦だった。35戦31勝(18KO)1敗1分2無効試合。
アンダーカードではNBO北米スーパーウェルター級王座決定戦が行われ、キース・サーマン(米)が元ウェルター級王者カルロス・キンタナ(プエルトリコ)に4回2分19秒TKO勝ちを収めた。
勝ったサーマンは19戦全勝(18KO)。敗れた36歳のキンタナは33戦29勝(23KO)4敗。試合後、引退を表明した。