[試合結果]2012.11.11
ロスのトリプル世界戦
大会ポスター
10日(日本時間11日)、米国ロサンゼルスのステープルズ・センターでアブネル・マレス(メキシコ/米)対アンセルモ・モレノ(パナマ)のWBCスーパーバンタム級、レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)対ビクトル・サレタ(メキシコ)のIBFバンタム級、そしてネイサン・クレバリー(英)対ショーン・ホーク(米)のWBOライトヘビー級というトリプル世界戦が行われた。
WBC世界スーパーバンタム級タイトル戦
○アブネル・マレス(メキシコ/米)
12回判定(3対0)
●アンセルモ・モレノ(パナマ)
IBF世界バンタム級タイトル戦
○レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)
9回1分42秒TKO
●ビクトル・サレタ(メキシコ)
WBO世界ライトヘビー級タイトル戦
○ネイサン・クレバリー(英)
8回1分53秒TKO
●ショーン・ホーク(米)
11対8のオッズでマレス有利と出てはいたが、両者の実力は拮抗していると見られており接戦が予想された。スピードに乗った波状攻撃を得意とするマレス、「幽霊」の異名を持つサウスポーの長身技巧派モレノ。試合はマレスが主導権を握るかたちで進んでいった。 パンチの正確さはともかくとして果敢に距離を詰めて上下にパンチを散らし、優勢を印象づける。サウスポーのモレノは王者の攻撃を持て余し気味となった。
大きなヤマは5回に訪れた。マレスが右をヒットしてモレノからダウンを奪ったのだ。これで明らかなリードを奪ったマレスは接戦のなかでも攻勢を印象づけて微妙なポイントを積み重ねていった。
11回、モレノが相手の首を抱え込んだことで減点1を科され、これがダメ押し点となった。採点は二者が116対110、もうひとりは120対106という大差をつけていた。
マレスは今年4月に獲得した王座の初防衛戦に成功。戦績を26戦25勝(13KO)1分に伸ばした。敗れたモレノは36戦33勝(12KO)2敗1分。保持しているWBAのバンタム級“スーパー王座”をどうするのか注目される。
IBFのバンタム級は進境著しいサンタ・クルスの圧勝だった。4回に左フックでダウンを奪うと7回には左をボディから顔面に打ち分けてダウンを追加。9回、王者がもう一度ダウンを奪ったところで主審が試合を止めた。
2度目の防衛に成功した24歳のサンタ・クルスは23戦22勝(13KO)1分。サレタは24戦20勝(10KO)3敗1分。
WBOのライトヘビー級戦もクレバリーの圧勝だった。1週間前になって代役挑戦が決まったホークに対し7回に2度のダウンを与え、8回にもダウンを2度追加してレフェリー・ストップに持ち込んだ。ゴールデンボーイ・プロモーションズとの契約初戦をTKOで飾ったクレバリーは25戦全勝(12KO)。ホークは27戦23勝(17KO)3敗1分。
○アブネル・マレス(メキシコ/米)
12回判定(3対0)
●アンセルモ・モレノ(パナマ)
IBF世界バンタム級タイトル戦
○レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)
9回1分42秒TKO
●ビクトル・サレタ(メキシコ)
WBO世界ライトヘビー級タイトル戦
○ネイサン・クレバリー(英)
8回1分53秒TKO
●ショーン・ホーク(米)
11対8のオッズでマレス有利と出てはいたが、両者の実力は拮抗していると見られており接戦が予想された。スピードに乗った波状攻撃を得意とするマレス、「幽霊」の異名を持つサウスポーの長身技巧派モレノ。試合はマレスが主導権を握るかたちで進んでいった。 パンチの正確さはともかくとして果敢に距離を詰めて上下にパンチを散らし、優勢を印象づける。サウスポーのモレノは王者の攻撃を持て余し気味となった。
大きなヤマは5回に訪れた。マレスが右をヒットしてモレノからダウンを奪ったのだ。これで明らかなリードを奪ったマレスは接戦のなかでも攻勢を印象づけて微妙なポイントを積み重ねていった。
11回、モレノが相手の首を抱え込んだことで減点1を科され、これがダメ押し点となった。採点は二者が116対110、もうひとりは120対106という大差をつけていた。
マレスは今年4月に獲得した王座の初防衛戦に成功。戦績を26戦25勝(13KO)1分に伸ばした。敗れたモレノは36戦33勝(12KO)2敗1分。保持しているWBAのバンタム級“スーパー王座”をどうするのか注目される。
IBFのバンタム級は進境著しいサンタ・クルスの圧勝だった。4回に左フックでダウンを奪うと7回には左をボディから顔面に打ち分けてダウンを追加。9回、王者がもう一度ダウンを奪ったところで主審が試合を止めた。
2度目の防衛に成功した24歳のサンタ・クルスは23戦22勝(13KO)1分。サレタは24戦20勝(10KO)3敗1分。
WBOのライトヘビー級戦もクレバリーの圧勝だった。1週間前になって代役挑戦が決まったホークに対し7回に2度のダウンを与え、8回にもダウンを2度追加してレフェリー・ストップに持ち込んだ。ゴールデンボーイ・プロモーションズとの契約初戦をTKOで飾ったクレバリーは25戦全勝(12KO)。ホークは27戦23勝(17KO)3敗1分。