ボクシングモバイルニュース
[海外ニュース]2012.5.30

マリンガ戴冠の好機

 09年3月に長谷川穂積(真正)の持つWBC世界バンタム級王座に挑んだものの初回TKO負けを喫したブシ・マリンガ(南ア)が6月2日、長谷川戦以来3年ぶりに世界戦のリング上がる。米国カリフォルニア州カーソンでIBF世界バンタム級王座決定戦としてレオ・サンタ・クルス(米)と拳を交えるもの。
 マリンガは強打を誇る長身サウスポーで、ウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)を倒すなど24戦20勝(12KO)3敗1分の戦績を残している32歳。長谷川戦後は2勝しているが、このところ1年7カ月も実戦から遠ざかっている。
 相手のサンタ・クルスは20戦19勝(11KO)1敗の23歳。こちらは元WBC世界ライト級暫定王者のホセ・アルマンド・サンタ・クルスを兄に持つ兄弟ボクサーとして知られる。
 マリンガの強打が炸裂するのか、それとも兄弟世界王者が誕生するのか。カーソンのホームデポ・センターのリングに要注目だ。