[海外ニュース]2012.5.24
マルケス次戦は暗礁
ファン・マヌエル・マルケス
7月14日、米国テキサス州アーリントンのカウボーイズ・スタジアムで予定されていたWBO世界スーパーライト級暫定王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)の防衛戦が、ここにきて暗礁に乗り上げている。
当初、プロモーターのトップランク社は7月14日を「メキシコ対フィリピン対抗戦」として計画していた。マルケスをメインに据え、ノニト・ドネア(比)らを前座に起用するなど好カードを準備したが、時間の経過とともにそれらスター選手が別の日程に分散。早々にメキシコ対フィリピンの構図は崩れ、マルケスをメインとするイベントに変更された。
次に難航したのはマルケスの相手選びだった。ブランドン・リオス(メキシコ)、メルシト・ヘスタ(比)、エリック・モラレス(メキシコ)といった候補が挙がったが、マニー・パッキャオ(比)との4度目の対戦を希望するマルケスがサウスポーとの対戦を強く臨んだため右構えのリオスとモラレスは脱落。若くスピードのあるサウスポー、ヘスタはマルケスの希望と合致したが、知名度不足ということでプロモーターとテレビ局が難色を示すという状態だった。
こうしたなか、とうとうマルケス陣営が7月14日の試合を先送りすると主張。完全に暗礁に乗り上げたかたちとなってしまった。追い打ちをかけるように同じ日程にダニー・ガルシア(米)対アミール・カーン(英)が入ってしまったため、ここに至りマルケスの防衛戦を7月14日に開催することは事実上不可能に。
いまは7月21日か28日の日程で、メキシコ開催の方向で調整中と伝えられる。ただし、マルケスが望んだヘスタは7月20日に別枠で試合が決まったため、これまた相手選びに苦労することは確実視されている。
次に難航したのはマルケスの相手選びだった。ブランドン・リオス(メキシコ)、メルシト・ヘスタ(比)、エリック・モラレス(メキシコ)といった候補が挙がったが、マニー・パッキャオ(比)との4度目の対戦を希望するマルケスがサウスポーとの対戦を強く臨んだため右構えのリオスとモラレスは脱落。若くスピードのあるサウスポー、ヘスタはマルケスの希望と合致したが、知名度不足ということでプロモーターとテレビ局が難色を示すという状態だった。
こうしたなか、とうとうマルケス陣営が7月14日の試合を先送りすると主張。完全に暗礁に乗り上げたかたちとなってしまった。追い打ちをかけるように同じ日程にダニー・ガルシア(米)対アミール・カーン(英)が入ってしまったため、ここに至りマルケスの防衛戦を7月14日に開催することは事実上不可能に。
いまは7月21日か28日の日程で、メキシコ開催の方向で調整中と伝えられる。ただし、マルケスが望んだヘスタは7月20日に別枠で試合が決まったため、これまた相手選びに苦労することは確実視されている。