[海外ニュース]2012.4.13
カネロ、モズリー意気込み
サウル・アルバレス
5月5日(日本時間6日)に米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで拳を交えるWBC世界スーパーウェルター級王者サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)と、挑戦者のシェーン・モズリー(米)が、試合を約3週間後に控えメディアに意気込みを語った。
シェーン・モズリー(左)
アルバレスとモズリーは現在、奇しくも同じ米国カリフォルニア州の高地ビッグベアでトレーニング・キャンプ中。ともに体重を含め調整は順調と伝えられる。
現在のオッズは9対1で圧倒的にアルバレス有利と出ているが、本人は楽観視してはいない。「多くの人が私の方が有利だというけれど、彼のようなファイターを侮ることはできない。モズリーのベストをイメージして戦うつもりなので、とても頭が疲れる試合になると思っている。無理に倒そうとすると隙が生まれるので、KOは狙わずに戦うつもりだ」
一方のモズリーはマニー・パッキャオ(比)に敗れてから1年ぶりの試合になるが、自信は揺らいでいない。「これまでの勝利は過去のものになった。いま私が戦うのは自分のプライドのためなんだ。目の前にいる若いチャンピオンが私の欲しがっているベルトを持っている。だから戦う。私は老いた戦士ではなく、若い殺人者だ」
アルバレスが新しい時代の到来を印象づけるのか、それともモズリーが時計の針を押し戻すのか。
現在のオッズは9対1で圧倒的にアルバレス有利と出ているが、本人は楽観視してはいない。「多くの人が私の方が有利だというけれど、彼のようなファイターを侮ることはできない。モズリーのベストをイメージして戦うつもりなので、とても頭が疲れる試合になると思っている。無理に倒そうとすると隙が生まれるので、KOは狙わずに戦うつもりだ」
一方のモズリーはマニー・パッキャオ(比)に敗れてから1年ぶりの試合になるが、自信は揺らいでいない。「これまでの勝利は過去のものになった。いま私が戦うのは自分のプライドのためなんだ。目の前にいる若いチャンピオンが私の欲しがっているベルトを持っている。だから戦う。私は老いた戦士ではなく、若い殺人者だ」
アルバレスが新しい時代の到来を印象づけるのか、それともモズリーが時計の針を押し戻すのか。