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[海外ニュース]2012.2.2

メイウェザーとコット、自信の弁

フロイド・メイウェザー
 既報のとおりWBC世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザー(米)とWBA世界スーパーウェルター級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)の一戦が正式決定した。試合は5月5日(日本時間6日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで、コットの王座にメイウェザーが挑戦するかたちで行われる。
ミゲール・コット
 暴行罪で6月1日から収監が決まっているメイウェザーに対し、このほどネバダ州アスレチック・コミッションはライセンスを交付するか否かの評決を行ったが、5-0で発行されることが決定。これで試合に支障はなくなったことになる。
 当初、メイウェザーはWBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(比)との頂上対決が期待されていたが、再び不調に終わったため路線変更。昨年12月31日でトップランク社を離れフリーになっていたコットとの交渉をまとめたことになる。コットにはパッキャオからも対戦オファーがあったが、コットが150ポンド以下での試合を拒否し、パッキャオは147ポンド以上の試合を拒否したため結局、破談となった。「この試合に勝つことで私のベルト・コレクションはまた増えることになる。コットは現在はチャンピオンだが、5月5日を最後に彼の時代は終わる」と、34歳のメイウェザーは自信の弁。戦績は42戦全勝(26KO)。これが20度目の世界戦となる。
 一方、31歳のコットも強気だ。「これまで私は誰との試合からも逃げたことはない。今回も誰もが見たいカードだと思う。ファンの望むエキサイティングでグレートな試合をするつもりだ。5月5日、メイウェザーを倒す」戦績は39戦37勝(30KO)2敗。こちらも20度目の節目の世界戦となる。