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[メキシコ情報]2018.11.11

世界ランカーのグティエレスが登場

右:グティエレス
 WBCインターナショナルSフェザー級王座決定戦が、10日(日本時間11日)にメキシコ・ケレタロ州ケレタロで行われ、WBC世界フェザー級13位のアンドレス・グティエレス(25=メキシコ)とラミロ・ブランコ(22=アルゼンチン)が王座を争った。
グティエレスがベルトを巻いた
 初回から接近戦となり、両者ともワンツー左フック、右アッパーから左フックを交換。2回以降もノンストップで打ち合ったが、グティエレスがやや優勢に進めた。同じ展開が最後まで続き試合終了のゴング。3者とも120-107でグティエレスが新王者に就いた。
 昨年10月にWBA世界フェザー級王座に挑戦して判定負けするも、再起後は連勝となったグティエレスは40戦37勝(25KO)2敗1分。ブランコは25戦18勝(10KO)4敗3分。
ナバが新チャンピオン
 同日、メキシコ・バハカリフォルニア州ティファナでは、WBA女子世界バンタム級王座をかけてジャッキー・ナバ(38=メキシコ)とカロリナ・アルバレス(40=ベネズエラ)が激突。ナバがワンツー、左フックから右ストレートを好打。2回になるとアルバレスのパンチを外して、打ち終わりにパンチを浴びせた。試合は一方的な試合展開で7回終了後にアルバレス陣営が棄権の意思表示を示した。新王者のナバは42戦35勝(16KO)4敗3分、アルバレスは28戦14勝(9KO)10敗4分とした。
右:リバス
 セミファイナルではWBA女子世界Sバンタム級王者のジャスミン・リバス(30=メキシコ)がクリスティーナ・パチェーコ(38=アルゼンチン)を迎えて初防衛戦を行った。序盤からリバスが手数を出してペースを握り判定勝ちでタイトル防衛に成功した。リバスは50戦39勝(11KO)10敗1分、パチェーコは25戦11勝(2KO)12敗2分。