ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2018.7.18

WBSSクルーザー級決勝を米国内で初放送へ

WBSSトーナメント初の米国内ストリーミング放送が決定
 今週末21日(日本時間22日)ロシア・モスクワのオリンピック・スタジアムで行われるWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)クルーザー級決勝、WBO&WBC王者オレクサンデル・ウシク(31=ウクライナ)とIBF&WBA王者ムラト・ガシエフ(24=ロシア)の世界4団体統一戦が、米国内でストリーミング放送で生中継されることが決まった。
WBO&WBC王者ウシク vs IBF&WBA王者ガシエフ
 今まで行われていたWBSSトーナメントはクルーザー級・スーパーミドル級共に米国内での放送はなかったが、決戦数日前、ストリーミング配信を行う”KlowdTV"での生中継が決まったようだ。これまでWBSSシリーズが米国内で放映されなかった理由の一つに、同国内で活動する選手を持つプロモーター達がトーナメント参加を回避したため、米国内での放送する需要が低くなってしまっことがあった。しかし今回の2団体統一王者、無敗同士の4団体統一戦"比類なき"チャンピオンを決める決勝が注目度の高いカードとなったため、急遽、放映が決定したようだ。DAZN、ESPN+、そしてFacebookと、米国内で確実に増えつつあるライブ・ストリーミング・サービスは今後、米国内ボクシング中継にどのような影響を与えて行くのであろうか、その流れにも4団体統一戦と共に注目である。