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[ニュース]2018.6.9

計量:ヒューリー30キロ差!WBOS・ライト級王座決定戦

メインにヒューリー復帰戦、セミではWBOL級王座決定戦
 英国、マンチェスター・アリーナにて明日9日(日本時間10日)に行われる元ヘビー級統一王者タイソン・ヒューリー(29=英)の復帰戦、またWBO世界S・ライト級王座決定戦の計量が同地にて行われた。2年7ヵぶりとなるフューリーの計量はいかに、、
ヒューリーvsセフェリは体重差30キロ戦!
 メインで行われるヒューリーvsセフェル・セフェリ(39=マケドニア/スイス)はヒューリーが276ポンド(125.19キロ)、対戦相手のセフェリは211ポンド(95.70キロ)と、その差65ポンド、約30キロ差を記録、2m越えのヘビー級であるヒューリーとクルーザー級で主に活動するセフェリの差がそのまま出た体重差となった。
 フューリーはこれが2年7ヶ月ぶりの復帰戦。15年11月に独・デュッセルドルフで行われたWBA・IBF・WBO世界ヘビー級タイトルマッチで統一王者だったウラジミール・クリチコ(引退=ウウライナ)に大番狂わせの3-0判定勝利し、一躍、3団体統一王者となったが、その後、薬物問題、引退発表等を経て、これが2年7ヶ月ぶりの試合となる。
 今、ヘビー級大国となっている英国ボクシング界に再びインパクトを与えられるか、注目の復帰戦だ。
フラナガンの2階級制覇なるか!?
 セミにセットされたWBOS・ライト級王座決定戦の計量は前WBOライト級王者のテリー・フラナガン(28=英)が139.3ポンド(63.18キロ)、2位のマウリセ・フッカー(28=米)が139.25ポンド(63.16キロ)と共に28歳同士で無敗の両者は計量をパスした。
 フラナガンにとっては5度防衛を果たしたWBOライト級王座を返上し臨む2階級目のベルト挑戦。フッカーはNABO北米王座を4度防衛した実績を持ち、昨年の2月メキシコ以来2度目の海外での試合となる。
 このWBOスーパーライト級王座は統一王者となった後、返上し同日米ラスベガスでウェルター級タイトルに挑むテレンス・クロフォード(30=米)の後継王者決定戦となっている。
 明日、英国マンチェスターが熱い!