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[海外ニュース]2018.5.27

五輪銀ニャンバエルvs元暫定王者エスカンドン

 12年ロンドン五輪フライ級銀メダるを獲得後にプリに転向し、現在はWBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級12位にランクされるツグストグト・ニャンバエル(25=モンゴル/米)は26日(日本時間27日)、米国ミシシッピ州ビロクシで元スーパーバンタム級、フェザー級暫定王者で現WBCフェザー級8位のオスカル・エスカンドン(33=コロンビア)と対戦した。

 ニャンバエルは初回にダウンを喫したが、2回に2度のダウンを奪い返し、さらに3回にも2度のダウンを追加してフィニッシュした。3回1分18秒KO勝ちを収めたニャンバエルは10戦全勝(9KO)。昨年5月にゲイリー・ラッセル(米)に7回TKO負けを喫してWBC暫定王座を失ったエスカンドンは、これが1年ぶりの再起戦だった。29戦25勝(17KO)4敗。
 同じイベントに出場した元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王者アルへニス・メンデス(ドミニカ共和国/米)は、エディ・ラミレス(米)に10回判定勝ちを収めた。2回と3回、そして5回に2度、計4度のダウンを奪って98対88、97対89、99対87の大差をつけて勝ったメンデスは32戦25勝(12KO)5敗1分1無効試合。敗れたラミレスは19戦17勝(11KO)2敗。
 この日はスーパーミドル級でIBF7位、WBO(世界ボクシング機構)12位にランクされるジェイレオン・ラブ(米)も出場し、ハイメ・バルボサ(コスタリカ)に10回判定勝ちを収めた。ラブは27戦24勝(13KO)1敗1分1無効試合、7連敗のバルボサは34戦19勝(9KO)15敗。
 また、前座には16年リオデジャネイロ五輪スーパーヘビー級ベスト8のエファ・アジャグバ(ナイジェリア/米)が出場し、デル・ロング(米)に1回KO勝ちを収めた。35秒でこの日の仕事を終えたアジャグバは5戦全KO勝ち、ロングは10戦5勝(3KO)3敗2分。